金銭的請求権とは?


商標権の効力は、設定登録の日から発生します。

しかし出願から登録までは、通常の場合5〜6ヵ月程度かかりますし、早期審査をした場合であっても、2〜4ヵ月程度はかかります。拒絶理由が通知された場合は、登録までに1年以上かかることもあります。

その間、もし他人が勝手に出願の商標を使用していたら、どうすればいいでしょうか?
登録になるまで、見過ごすしかないのでしょうか?

まったく保護が受けられないわけではありません。一定条件下で、保護を受けることができます。商標法には、「設定の登録前の金銭的請求権」という規定があります。

金銭的請求権とは、商標登録出願後に所定の警告を行うことにより、その警告後商標権の設定登録前に出願に係る商標を使用した者に対し、使用により生じた業務上の損失に相当する額の金銭の支払いを請求しうる権利のことです。

写真 第三者が悪意で使用していた場合でも、警告は必要です。

豆知識+one


金銭的請求権は、出願が放棄、取り下げ、却下、拒絶査定・審決確定したとき、異議申立てによる取消決定が確定したとき、商標登録を無効にすべき旨の審決が確定したときは、初めから生じなかったものとみなられます。  


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