先願主義(登録主義)


3条1項柱書では、自己の業務に係る商品又は役務について使用するもの について商標登録を認める旨が定められています。しかし、出願の際に必ず使用していなければならないわけではありません。将来使用する可能性があり、その使用により信用が蓄積されるだろうと期待できるものについては登録を認めています。

つまり先願主義とは、使用の有無を問わず、一定の要件を満たしたものに登録を認めるという制度です。 既に使用している商標のみならず、将来の使用により未必的可能性として存在する信用をも保護することを意図しています。

ただし、商標の設定登録後に、一定期間使用の痕跡がないものについては、不使用取消審判(50条)で取り消される可能性もあります。使用していない登録商標が多く存在すれば、第三者の商標を選択する幅を狭めてしまうことになるので、空権化した商標権の個別整理を図るためにも、不使用取消審判が設けられています。

他にも 先願主義(登録主義)の弊害を是正するための規定 はいくつかあります。

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